Takao Kunori

九法 崇雄

代表取締役 Chief Narrative Officer

経済メディアの編集長を務め、数多くの企業やクリエイターを取材した経験を生かし、企業や組織のありたい姿を描く「パーパスデザイン」や、世の中の心地いい空気をつくる「ナラティブデザイン」を主導。KESIKIのパーパス、ナラティブのデザインも担う。

PASSION & INTEREST

編集とデザイン

編集とは何か。今の時点では、世に問いかけること、そしてそれを広げ、ムーブメントのきっかけをつくることだと思っている。実はこれ、デザインとも重なるところが多い。問う。つくる。広げる。デザインのやり方と編集のやり方を編み合わせ、新たなアプローチを模索している。

カルチャーとビジネス

本や音楽や映画について語るとき、「これ、いい!」「これ、見たい!」と前のめりになるのに、どうしてビジネスの話になったとたん、「すべき」っていう話法になっちゃうんだろう。ふたつの間にある見えない壁を溶かしたい。大好きなミュージシャンを語るときのように、「好き」を語りたくなる会社をつくりたい。

人とまち

知らない駅で降り、夕方の商店街をあてもなく歩くのが好き。旅先の住宅街に迷い込んで、その土地に暮らす人たちの毎日を妄想するのが好き。ノスタルジーに浸るのではなく、過去と今と未来をなめらかにつないでいくにはどうしたらいいだろう。人が人らしくいられる暮らしや、その集まりのあり方を探究中。

BACKGROUND

一橋大学商学部卒業後、NTTコミュニケーションズを経て編集者に。「PRESIDENT」副編集長として特集デスクなどを担当したのち、2017年アトミックスメディア(現リンクタイズ)に入社し、「Forbes JAPAN」編集次長兼ウェブ編集長として、「世界を変えるデザイナー39」「30 under 30 JAPAN」「SMALL GIANTS AWARD」などを企画、立ち上げを行う。また、オフィス家具メーカーのオカムラとともに制作する未来の働き方を考える雑誌「WORK MILL with Forbes JAPAN」では2019年までエディトリアル・ディレクターを務め、同プロジェクトにてGOOD DESIGN AWARD2019、「2020BtoB広告賞 審査員特別賞」を受賞。2019年、KESIKI設立。現在、「WWD JAPAN」エディトリアル・アドバイザー、東京都・青山スタートアップアクセラレーションセンターなどを務め、メディアの立ち上げやコンテンツディレクション、若手起業家の支援も行なう。